扶養控除申告書の書き方


【上部】 ご本人の基本情報
 〇住所やお名前は、前年の情報をもとに
   当方で印刷しています。
   変更があった場合や誤りがある場合には
   二重線で消して正しく訂正してください

 〇住所→「令和4年1月1日」時点の住民票
   の住所を記載します
  (その住所の市町村で、翌年度の住民税
   が課されます)

 ○世帯主の氏名→住民票で「世帯主」に
   なっている人の氏名を記入します

 〇個人番号→ 「****」が印字されて
   いない方は、マイナンバーをご記入くだ
   さい
   市町村に住民税の情報を届ける際に
   必要です

  〇従たる給与についての扶養控除等申告
    書の提出
     2つ以上の会社から給与を受けてい
     る方(パート・アルバイト含む)が、
     他の勤務先で年末調整を行う
     (「扶養控除等申告書」を提出する)
     場合に〇を付けます


※扶養対象の配偶者や親族がいない人、
  障害者や勤労学生に該当しない人は、
  ここまでの記入で完了となります。
  お疲れさまでした



 【中段】 「主たる給与から控除を受ける」
     (A〜D)

 【A】源泉控除対象配偶者

 昨年の情報で記載されています
 変更があった場合には、訂正してください

 ※源泉控除対象配偶者とは?
    以下のすべてを満たす人です
   〇同一生計の配偶者である
    (法律上の配偶者のみ。事実婚は×)
    〇配偶者の年間所得見積額が95万円
     以下である
    〇自分の年間所得見積額が900万円以
     下である

 (注意)配偶者が青色事業専従者になって
     いる場合には、控除対象配偶者には
     なれません。重複不可

  【欄の説明】
  〇非居住者である親族
    ⇒国内に住まいがなく、現在まで1年
      以上国内に居ない場合

  ○住所又は居所
    ⇒同居している場合には「同上」でも可

  ○遠方の家族が仕送りで暮らしている
    ⇒扶養に入れられます
     (送金の記録は残すようにしましょう)


 【B】 「控除対象扶養親族」
  以下のすべてがあてはまる人を書きます
 1 配偶者以外の親族、里子
 2 自分と同一生計である
 3 その人の年間所得見積額が48万円以
   下(給与の収入でいうと103万円)である
 4 青色申告者の事業専従者でなく、白色
   申告者の事業専従者でもない
 5 年齢が16歳以上である
   (H18年1月1日以前生の方)

 【真ん中あたりの欄の説明】
  ○老人扶養親族
   ⇒ 扶養親族が年齢70歳以上の場合に
     チェック
   (昭和27年1月1日以前生の方)

  〇老人扶養親族と、ふだん同居しており、
    自分か配偶者の親か祖父母にあたる
    場合
   ⇒同居老親等にチェック

  〇それ以外の場合
   ⇒その他にチェック

  ○特定扶養親族
   ⇒扶養親族が年齢19歳以上23歳未満
    の場合にチェック
  (H11年1月2日〜H15年1月1日生の方)
   ※生年月日を正しく記載いただければ、
    欄を誤っても当方で手直しします

  ○生計を一にする事実
   ⇒別居の場合に記入
    2021年1月〜12月に送金した合計額を
    記入します


 【C】 障害者、寡婦寡夫、勤労学生

 〇障害者
  ⇒障害者にチェック、表の該当する欄にも
   チェックを付け、人数を記入

 ※障害者の方については、障害の重さに
  よって扱いが異なるため、障碍者手帳の
  コピー(等級などがわかる部分)をつけて
  ください
  (去年つけていただいた方は不要です)


 〇寡婦・ひとり親控除
  〇次をすべて満たす人は、「ひとり親」
   ・同一生計の子供がいる
   ・婚姻していない
   ・事実婚の人がいない
   ・所得が500万以下

  〇AかBをすべて満たす人は、「寡婦」
   A 夫と離婚、扶養親族がいる、所得が
     500万以下、事実婚の人がいない
   B 夫と死別、所得が500万以下、
     事実婚の人がいない

 〇勤労学生
  次をすべて満たす人は、「勤労学生」
   ・大学・高校・専修学校などの生徒
   (文科or厚生大臣の証明書の写しと学校
    長の証明書が必要です)
   ・自分の所得が75万円以下(給与だと
    103万円以下)
   ・他の人の扶養に入っていない


 
【下部】年少扶養親族、単身児童扶養者

 〇16歳未満の扶養親族
  こちらに情報を記入していただくと、住民
  税の計算に反映されます



 〇控除対象外国外扶養親族
  国内に住所のない扶養親族がいる場合に〇をつける